セッション(2日目)
③十人十色・・・健康設計のすすめ
テーマ |
十人十色・・・健康設計のすすめ |
コーディネーター |
林田ひろみ |
サブコーディネーター |
津坂咲江(健康学習ふくおか塾/福岡県行橋市役所) |
内容 |
人生100年!?の時代・・・ |
レポート |
「何と大それたテーマにしてしまったのだろう!石川雄一先生の著書と同じ題名にするなんて・・・」 さあ、シナリオを作ろう!とPCに向かったときに初めてそう思ったのですから、もう取り返しがつきません。学会の準備委員会は、いつも皆の熱い想いで盛り上がるのですが、そのままの勢いで私はテーマを決めてしまったのです。 最終的には、ふくおか塾のメンバーとシナリオの内容を練り直し、更には本松先生にもアドバイスをいただきながら何とかシナリオを完成させました。その過程で、準備を一緒に進めていったふくおか塾のメンバーの生き方や想いを、今まで以上に深く知ることができ、このテーマにして正解だったと確信しました。 次に、サマリーや目標などを示します。 【サマリー】 人生100年!?の時代・・・「病気を予防して豊かな人生を!」なんてもう昔のこと。 これからは、病気や障害があっても、自分に合った健康バランスを調整しながら、自分 らしく幸せに生きていく時代です。新たな時代の健康づくり・・・「健康設計(石川先 生の著書から抜粋:自分の生き方に合った健康バランスを考察し、具現化すること)」 に向けて、一緒に学び合いましょう! 【目標】 自分自身の健康設計について、参加者同士で語り合いながら学びを深め、病気や障害が あったとしても、自分らしく幸せに生きていくため(病気減らしと元気増やし)の整理 ができる。 【キーワード】 ○自分(相手)を知る ○十人十色(正解はないし、答えは自分の中にある) ○病気減らしと元気増やし ○主役は参加者 ○楽しい ○本音で語り合う雰囲気づくり ○2時間前より元気になっている セッションは、「①導入:アイスブレイク、自己紹介②展開その1:皆で語り合いながら、自分の考え方のくせを整理(自覚)する③展開その2:自分らしい生き方のバランスを考えよう!④まとめ:感想を語り合いながら、セッションの内容を深める」というシンプルな内容で、最終的には、自分の健康設計書をつくり上げていくというものでした。 十人十色・・・まさに一人ひとり顔が異なるように、考え方、価値観、想いは様々であることが改めてわかりました。しかし、他の人が自分の健康設計書について語っているのを聴くことで、今まで以上に深く自分自身を知ることができたり、影響を受けたりと、とても有意義で素敵な時間を、参加者の皆さんと共有することができました。中には、兄弟で参加していただいた方もおられましたが、お互いに、「相手がそんなことを考えていたなんて知らなかった!」という場面もありました。エンディングノートなどが話題になっていますが、家族でお互いの健康設計書を確認しておくことが大事だね、という意見も出されました。 石川先生は、健康の設計書は建物の設計書と異なり、何度でもやり直すことができると言われています。私も、これから年を重ねていく中で、時々、自分自身と向き合って設計書を見直し、調整しながら、自分らしく健幸な人生を送っていきたいと思います。参加者の皆さん、そしていつも側で支えてくれるサブコーディネーターの津坂さん、廣木さん、志賀さん、氷室さん、ふくおか塾の皆さんありがとうございました!また来年の学会でお会いできるのを、楽しみにしています♪ |