セッション(2日目)
①コツをつかめば誰でもできる!健康学習コミュニケーション術
テーマ |
コツをつかめば誰でもできる!健康学習コミュニケーション術 |
コーディネーター |
岡田賀子(愛知県安城市役所/ヘルシーBox) |
サブコーディネーター |
佐藤知子(愛知県津島市役所/ヘルシーBox) 清水美代子 (日本赤十字豊田看護大学/ヘルシーBox) |
内容 |
健康教室や個別指導で悩んでいる人、学会に初めて参加する人大歓迎!! |
レポート |
「えっ、立候補がなければ狙い撃ち!?」ヘルシーBox(自主勉強会)のメールでセッション担当募集を見たときの、私の焦りの声です。「撃たれる前に玉を避けよう」とサブコーディネーターに立候補したとても後ろ向きの学会スタートでした。 前向きに立候補した岡田さん、清水さんとプログラムを組み立て、シナリオを考え、ヘルシーBoxのメンバーと検討する過程は楽しかったです。表題先行の内容作りのため、「健康学習コミュニケーションとは? 「なぜ健康学習を学んでいるのか?」と考える時間が持てたこともよかったです。なにより準備会はとても充実して、お得感満載でした。詳しく知りたい方は来年コーディネーターをしてくださいね。 当日は、岡田さんが「昨日の雄一先生の話を聞いて、やっぱりここは皆に考えてもらおうと思う」と大胆にシナリオを変更し、思いを引き出す尋ね上手の6つのポイントの言葉をグループワークで考えました。その柔軟性に驚きました。清水さんは小道具を仕込んだダジャレに始まり、笑いが絶えない中、健康学習の基本や考え方をとてもわかり易くまとめてくださいました。私は最初のアイスブレイクと最後のエール交換を担当しました。準備会で学んだ、指示型の話し方で「やらされ感」になるのではなく、「参加者が早くやりたいと思うように」、間を取り、声の強弱をつけ非言語、準言語に心がけ取り組みました。出来はともあれ、皆さんと笑顔で終われてよかったです。 学会後1週間は、「楽しかった」と「疲れた」を天秤にかけると後者の方に傾いていましたが、徐々に元気を取り戻し、充実した経験ができたことに感謝しています。ありがとうございました。 佐藤知子 私は、シナリオを考える時“健康学習コミュニケーション術”とは何か?にこだわりました。普段、私たちは会話することそのものをコミュニケーションと言い換えていますし、相手との関係性も含めてコミュニケーションを図るなどと比較的簡単に使っていると思いました。そこで、私たちが何気なく使っているコミュニケーションを今一度、振り返り、コミュニケーションとは何か、相手に伝わるコミュニケーション、誰でも使えるコミュニケーションにこだわってみました。 コミュニケーションの定義は広辞苑で調べ、コミュニケーションの種類は、石川先生から聞いた言語、準言語、非言語をさらに文献で調べ内容を膨らませました。また、健康学習の尋ね方、返し方を取り入れることで、誰でも使えるコミュニケーション術になると話し、まとめとさせていただきました。参加者にどう伝えるかも私自身の課題でしたので、ダジャレを言ったり、小道具(教材)を使って分かりやすく工夫しました。今、振り返ると何より自分自身が楽しめたことが、参加者の心をつかんだのではないかと思っています。 三者三様、それぞれの持ち味を生かしてセッションに取り組んだ経験は、宝です。この機会と参加者と仲間のみんなに感謝しています。ありがとうございました。 清水美代子 セッションに参加していただいた皆様のテンションの高さと、担当した私たちの「緊張を通り越したお笑い系キャラ」が融合して健康学習コミュニケーション術が楽しく学べたのではないでしょうか。 セッションの最後に、健康学習コミュニケーション術を使っている自分を想像してもらいましたが、今現在はいかがでしょうか。 もっと学びたいというかたは、愛知の「ヘルシーBox」にぜひお越し下さい。何を言っても真剣に聴いてくれる仲間がいます。来年の学会を目標に?一緒に学びませんか。 岡田賀子 |