セッション (2日目)
[3] 人生100年時代のはたらき方を考える
~ワクワクする道の選び方~
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テーマ |
人生100年時代のはたらき方を考える |
コーディネーター |
植村 瑠美 (健康支援BonAppetit) |
サブコーディネーター |
水越 真代 (シャイニングライフ/ヘルシーBox) |
コメンテーター |
佐藤 弘行 (日立ビルシステム) |
内容 |
あなたはどんな気持ちで仕事をしていますか。「令和」をwell-beingにするためにどう働いていきますか。目の前の人に本当に役立つには自分は何ができるのかと、組織を飛び出して働き方を変えた3人の女性とキャリアコンサルタントが、あなたの“はたらき方”を考えるお手伝いをします。多面的な視点で自分の歩みを振り返り、未来を創造しましょう。 |
レポート |
働き方の自由度が変化し始め、大企業であっても終身雇用が当たり前ではない時代になり、副業や起業を行う人が増えました。しかし、「自由に働いていいよ!」と言われると、どうして良いか分からない。「今の職場に不満はあるけど、今の年齢で転職しても…」「起業に興味はあるけど私に向いているのかな…」「こんなことを相談できる人もいないし…」 学会のテーマであるwell-beingと向き合うのであれば、生活の多くを占める“働き方”を深めたいと思い、このセッションでは、―令和をwell-beingにするためにどう働いていきますか?―をテーマに、多面的な視点で自分の歩みを振り返り、自分の未来を創造する時間となるようセッションを構成しました。 ①仕事中の感情から、自分のはたらき方を振り返る 参加者の8割はひとつの組織に所属している方でした。そんなみなさんに、普段、仕事をしている時の感情を思い起こしていただき、「ドキドキ」「モヤモヤ」などの擬音語で表現してもらいました。現在、起業準備中であるサブコーディネーターの鵜澤さんから、正社員だった時も、退職後の現在も“ドキドキ”という同じ擬音語で表現されるけれど、その奥にあるものが異なるというエピソードを伝えてもらい、グループ内での共有から各自が働いている時の感情を客観的に捉え、感情からはたらき方を振り返ってもらいました。 ②誰かの人生を垣間見ながら、自分のはたらき方を振り返る 次に、お子さんが小学生の時に公務員を辞めた水越さん、転職ゼロのまま来年の定年を迎える佐藤さんの人生ヒストリーを聞き、誰かの人生を通して、自分のはたらき方のヒントが見つけられるようなワークを行いました。働く中で“自分が”一番大切にしたいこと”はお金なのか、安定なのか、やりがいなのか、さらにこれらの項目は年齢によって変化するのか…など自分の価値観を振り返り、グループで共有して他人の価値観に触れ、自分にとってのWell-beingなはたらき方をさらに深めていきました。 ③2019年をどんな気持ちで終えるのか? Well-beingになるためには「どのように終わりを迎えるか」が重要ということから、このセッションを通して気づいたこと、掴んだことを形にしていくために、「2019年をどのように終えるか」「そのために今日から何をするか」という宣言を書いていただき、2時間のセッション中に多くのものを共有したグループメンバーから応援メッセージを書き込み、セッションを終了しました。その後はphotographer淺田による集合写真撮影で盛り上がり、あっと言う間の2時間を終えました。 ●セッション終了後に理想としていた参加者の姿がそこに! セッション準備では、「2時間のセッション終了後の参加者の姿」を【自分のはたらき方のヒントを得てスッキリできる、未来を創造してワクワクする、漠然とした不安が少しクリアになる(解決方法が見つかるor解決の必要がないと気づく)】としていました。当日、ワークを進める参加者の様子を見ながら、『あのグループでこんな面白い意見が出ていたよ!』とセッションメンバーもワクワクするようなさまざまな発想や気づきが生まれていました。終了後に参加者からいただいた感想で、「自分とじっくりと向き合う時間が持てたことがとってもよかった!」「グループ内でもいろいろな話が聞けて気持ちの整理ができた」と満足していただけた様子があり、私たちが理想としたセッション終了後の参加者の姿があり、嬉しい気持ちでいっぱいでした! 最後に、セッションを一緒に作り上げていただいたメンバーと、参加者のみなさまに深謝いたします。ありがとうございました!!そして、久しぶりのゼロからのセッションづくりは本当に楽しかったー!^^♪ |