セッション (1日目)
[4]well-beingに向けた魅力ある企画とは
~データをみる、ヒトをみる、健幸をつくる~

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テーマ

well-beingに向けた魅力ある企画とは
~データをみる、ヒトをみる、健幸をつくる~

コーディネーター

佐藤 香 (宇都宮記念病院総合健診センター)

サブコーディネーター

林田 ひろみ (福岡県京築保健福祉環境事務所)
大堺 浩子 (日立ビルシステム)
床井 ちとせ (印象戦略家)

ディレクター

千葉 暢子 (宇都宮記念病院総合健診センター)

内容

多様性が叫ばれる今、健康 (幸) づくりに向けた魅力ある企画とは?その構築のために大切な事とは?何だろうか。新しい時代に必要とされる企画や自分づくりを目指すセッションです。

レポート

<ディレクター 千葉 暢子>

○当セッションを企画するにあたり

多様性が叫ばれる今、保健指導の現場では質問を受けた事へ回答を出せば対象者は満足するかと言うとそうでもなく、要望されたこと通りに企画すれば満足されるかと言ってもそうでもないケースを多く感じます。大切な事は、目に見えない事や気づいていない事に気づき、形にすることと日々感じています。そんな思いでこのセッションを企画しました。

○セッションの内容

(1)導入
グループメンバーの方のイメージの季節を伝えあう(自分の魅力を知る)
イメージの季節を意識して、ランウエイを歩く(自己表現する)

(2)実際に行われた2つの企画を紹介する。
*糖尿病重症化予防の健康教室
→グループダイナミックスを活かして参加者の気づきが高まった事例。
*メタボ予防の健康教室
→対象をセグメントしテーマを「勝利ための健康づくり」として参加者の興味を高めた事例。

(3)経験学習モデルを紹介し、個々の経験を成長につなげるエッセンスを話し合う。
 「具体的経験」→「内省的経験」→「抽象的経験」→「能動的経験」

(4)Well-Beingに向けた企画について話し合う。

<コーディネーター 佐藤 香>

○初コーディネーターを経験して
私は、意見を伝える事や人前に立って何かをする事は苦手意識があり、とにかくコーディネーターをする事は不安いっぱいでした。その裏には、失敗することへの恐怖、周囲の方の反応への不安がありました。経験をしていない事への「期待」より「不安」ばかり・・。
今回その皮を破り、このセッションに挑んでみると、想定外の事ばかり。シナリオよりもメンバーとのチームワークの方が何百倍と大切なことを実感しました。仲間との信頼関係があれば失敗しても何とかなることも学びました。「完璧でない自分」と分かっていながらも「完璧に近い自分を装う」としていた自分に気付きました。どうせ完璧でもなければ成長途上の私ならば、そのありのままの自分を出した方が、参加された方々も味方になってもらえるかも・・と思うことの出来た温かいセッションでした。
私のように「経験」がない事で、新しい事へのチャレンジが億劫になっている方、人前に立つことが苦手な方、健康学習学会でコーディネーターを是非ご経験してはいかがでしょうか。


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